決断力の構造

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決断力の構造

【構造】決断のプロセス(その1)

人間は、いつでも合理的に物事を考え、判断しているわけではありません。

人間であるがゆえの間違い、ミス、誤解や錯覚など、陥りやすいトラップについて、どのように対処すればいいか、考えてみましょう。

 

 

決断力の全体構造は、このようになっています。

第一段階は、「記憶の形成」、第二段階が「実際の決断」です。

 

人間は、それまでに見聞きしたことで、記憶を形成しています。

いきなり決断をするのではなく、事前に何らかの関連する記憶を持っているのです。

 

Factor:こういう事実がある、こういう経験をした、ということで、あなたの脳と体が事実体験をします。

そこから、System:なろほど、こういう仕組みで動いているのだな、こうすればいいのだな、こうすればうまくいかないのだな、ということを知り、認識します。

 

その結果を、Memory:記憶として脳にしまい込みます。

こうすればうまくいく、こうすれば失敗する。

いいことも悪いことも、記憶するのです。

 

 

第二段階では、実際に決断する場面に直面したときです。

 

Input:こういう状況に至った、こういう情報がある、と、インプットされます。

外部的に与えられた情報だけでなく、過去の記憶や知識も動員されます。

 

そして、Model:あなたなりの思考モデルが働き始めます。

情報を知覚、認識して。

論理的に考えようとしますが、感情が邪魔をすることもあります。

 

モデルに影響を及ぼすMind:心の動きがあります。

第三者などからの、社会的圧力もありますし。

達成したい!という意欲の強弱もあります。

 

 

そして、Outoutとして決断・実行があります。

実行がうまくいくためには、Humanity:人間性が大きな役割を果たすこともあります。

特に、対人関係や経営者・管理職として人を動かす場合には、人間性次第で協力の得られ方が大きく異なります。

 

 

この図は、コンピュータがどのように情報を認識して、計算し、出力するかのフローチャートを参考に作成しました。

 

人間とコンピュータはよく対比されますが、人間ならではの決断のプロセスが、2つあります。

MindとHumanityです。

 

コンピュータには感情が無く、人間は感情を切り離して物事を考えることができません。

同じデータを認識しても、論理と感情のパターンの違いで、異なる決断をするのが

人間です。

 

次回以降で、人間ならではの陥りやすい罠について、お伝えしてまいります。

2018/02/03

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