政治や企業の決断事例に学ぶ

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【企業事例】東芝に見る、経営陣に「犬」が多い企業は衰退する

 8月10日、東芝がようやく2016年度の決算発表を行いました。
会計士から財務と内部統制についての監査報告書をもらうことができずに、2ケ月
遅れての発表です。


 製造業として過去最悪の、赤字ほぼ1兆円(9,656億円)という決算発表なのに。
債務超過が5,529億円という、株式の上場廃止基準に抵触しているのに。
半導体事業の売却交渉が難航しているというのに。
テレビの画面に映る社長から受ける印象は、他人事のようです。


 申し訳ないとか、悔しいとか。
口にしている言葉は文字にすると同じでも、映像や肉声からは、本気度がまったく
伝わってきません。
社会や取引先、従業員や関係者にこれだけ迷惑をかけていても。
そんなことはお構いなしのように、見えるのです。


 なぜ、この人はこうも他人事のようなのか?
それは、彼のコミュニケーションタイプが「犬」だからです。


「犬」とは。
従順で、自分と「ご主人様」の安泰こそ第一と考えます。
だから、株価が下がろうが、従業員をリストラしようが、社会からどう思われようが
いっさいお構いなし。
第三者から見ればおかしなことでも、本人はなんとも思っていないのです。


 大企業の社長になるくらいですから、学歴や知識は素晴らしいのでしょう。
でも、それだけでは、経営はできません。
それだけでは組織を動かして成果をあげることができません。
従順であれば、組織の中で引き立てられて出世します。
でも、自分がトップに立った時には、これまでの美点はマイナスに働くのです。


 経営者であれば、主体者意識を持って、決断すべきことは決断する。
前任者のやったことでも、大事に至らぬ前に手を打つ。
第三者に迷惑をかけたら、まず詫びる。
組織の維持も大切だが、再建を優先して考える。
こうしたことから、今の東芝は最も遠いところにあるように、私の目には映ります。

 


 ワンマン社長のまわりには、イエスマンが集まります。
というよりも、イエスマンは排除され、自分の意見を具申する「骨のある」人物が
いなくなるのです。
その結果、組織風土は沈滞し、上ばかり見て仕事をするようになります。
そして、イエスマンの中から次期社長が選ばれ、ますます沈滞します。
パナソニックも、21世紀初頭にはそういう状態になったことがありました・・・
そして、2年連続の大赤字を発表せざるを得なくなったのでした。


 大組織であればあるほど、従順でなければ組織に残ることができません。
でも、そういう人物ばかりが上層部を占めるようになると、10年単位では必ず
組織風土の不活性化と、業績の悪化をもたらします。


 私のミッションのひとつに、経営幹部から「犬」の要素を減らすことがあります。
ご自身のコミュニケーションタイプの無料診断は、こちらです。
転送自由です。
https://www.reservestock.jp/page/fast_answer/3272

2017/08/11

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